去る1月14日、Bookpotters は文学フリマ京都に初参加しました。この日、見上げれば青空は無限。くっきりと見える東山に気持ちが引き締まる。「来たぜ、京都に!」と、ねじり鉢巻をぎゅっと結びたくなるお天気でした。
会場に着くと、この3年間、コンピューターの画面越しにしか姿を見たことがなかった仲間たちが「そこ」にいる。それだけで胸がいっぱいになのに、あの黄色い同人誌がブースに積み上げられている。大袈裟だけど、生きててよかったと思える瞬間でした。いやぁ、一生の間にキラキラした瞬間ってそう訪れないじゃないですか?! みんなで蛍光色の表紙を選んで本当によかったです。
あとで聞いたところによると、文フリ京都では、過去最高の出展者数と来場者数を記録したそうです。我らの同人誌も結構売れました。遠くから出向いてきてくれた古い友人&知人、SNSを見て来てくださったみなさん、どうもありがとうございました。ネットでお買い上げいただいた方々にも大感謝です。
文フリ以降、この同人誌を読んでくださった方々からの感想に、一同、励まされています。X(旧 Twitter)のアカウントも作りましたので、よろしければフォローをお願いします。https://twitter.com/bookpot238771
そして、ネットでも引き続き、注文を受け付けております。
いろいろな方が同人誌を紹介してくださっているので、ここで少しシェアします。
翻訳家の原田勝さんのブログでの紹介
https://haradamasaru.hatenablog.com/entry/2024/01/26/214321
ユーチューブ番組「哲学の劇場」での紹介
「読んでて飽きない」「予想外におもしろい」…… そんなコメントを目にするたびに、Bookpot 編集部のアイデア勝ちだ!と思いました。ちなみに、人によく聞かれるので書きますが、私(新田)は編集部のメンバーではありません。広報担当です。編集長はかとうちあきさんです。編集部は次号のアイデアもいろいろと検討中です。
創刊号のクレジットのページにも書いてありますが、Bookpotters は書評の執筆や公開にも協力いたします。新旧問わず、紹介したい書籍がありましたら、是非お問い合わせください。
第6回目の書評講座の日程決定!
3 月 30 日(土)、日本時間 13:00 開始です。新規受講者、大歓迎です。同人誌づくりにも参加してみたい方もぜひ!課題書はまだ決まっていませんが、好きな海外作品を選んで書評を書く選択肢もあります。前回と同様のやり方で進めますので、詳しくはこちらをお読みください。参加申し込みはもう受け付けていますので、knsbookclub@gmail.com またはXの @kyonittaにDMをお送りください。
今週の気になる書評!
Bookpotters の眞鍋惠子さん、三角明子さんのお二人が書いた書評が図書新聞 2024 年 2 月 17 日の 3627 号に掲載されています。note でも読めるので、ここには note のリンクを貼ります。
眞鍋惠子評 クレール・オペール『シューベルトの手当て』(鳥取絹子訳、アルテスパブリッシング)
三角明子評 アレクサンダル・ヘモン『ブルーノの問題』(柴田元幸/秋草俊一郎訳、柴田元幸/秋草俊一郎訳、書肆侃侃房)
最後に……
『翻訳者、豊﨑由美と読んで書く』の販売を開始してから、こちらのニュースレターを購読してくださる方もとても増えました。有料購読をしてくださった方もいて、本当にありがたい限りです。これからも、「海外作品、おもしろそう!」「書評っておもしろいかも?」と思っていただけるような、ちょっとクスっと笑っていただけるようなニュースレターをお届けしていきたいと考えています。