自画自賛をお許しください。今回は楽しかった!
参加者の皆さんになるべく作品が重ならないように配慮してもらったのですが、本当にいろいろな書評が並びました。違う作品を紹介していても、どこか共通する魅力や特徴が述べられていて、オースターファンの書き手からは深い愛も感じられ、講評や合評でも「追悼」を念頭においた意見が交わされ、まさに追悼にふさわしい会となりました。
講座が終わってからは、Xのスペースで「感想を述べ合う会」を開き、まえだようこさんと小島ともみさんにお話をしてもらいました。よかったら聞いてみてください。たぶん、あと1週間くらいは録音が残っているはずです。
企画段階から、「同人誌を作るところまでやろう!」と言っていたのですが、記録に残したい気持ちが一層強まりました。講座後の懇親会でも、同人誌にするならと様々な面白い案が飛び交い、やる気は満々です。Bookpot編集部のみなさん、よろしくお願いします!
同人誌の創刊号へも増刷リクエストが入ってきているのですが、新しい冊子も作りたいしで創刊号の増刷にまで、なかなか手もお金も回りません。これに関しては、相談し合ってアイデアをひねり、出版企画としてどこかの出版社に持ち込んでみよう!という運びになりました。私(新田)は、編集力はゼロですが、営業活動は結構好きなので、早速動いています。9月初めに東京にいますので、「話を聞いてやってもいいぞ!」という出版社の方は、XのDMまで是非ご連絡ください。
創刊号といえば、表紙デザインを担当してくださった松岡里美さんが先週
ご自身のインスタで紹介してくださっていました。
今週の書評
図書新聞第3648号に、Bookpotters のお一人、上原尚子さんによる、『逃げても、逃げてもシェイクスピア――翻訳家・松岡和子の仕事』(草生亜紀子著 新潮社)の書評が掲載されました。是非お読みください! オースター特別会の発案者は上原さんなのですよね。こちらの書評と本の目次を見て、私も早速書いました。読むのが楽しみ!