第10回翻訳者のための書評講座開きます
思えば遠くへ来たもんだ……
みなさまこんにちは! この書評講座も10回目となりました。続いてます。面白さも変わりません。「気になってたんですよ〜」とようやく参加してくださる人もいて、講師の豊﨑さんさえよければ、もっと続ける所存です。
日時:1月24日(土)日本時間13:00より
課題書:
ジョゼ・サラマーゴ『修道院覚書』(木下眞穂訳、河出書房新社)
ジェニファー・イーガン『キャンディハウス』(谷崎由依訳、早川書房)
リチャード・フラナガン『第七問』(渡辺佐智江訳、白水社)
以上3冊のいずれか、または、邦訳が出ている文学作品またはノンフィクションを自由選書で。
前回、「作者紹介」型の書評や、「~におすすめしたい3冊」型の書評もありました。少し変わった書評も大歓迎!
複数提出もありです! 書評でなくて、「訳者解説」も歓迎です。
場所:Zoom(録画します)
所要時間:2時間(このあと懇親会が続きます)
受講費:1500円
人数:20名まで(先着10名の書評または訳者解説を講評&合評。残りの10名は採点と合評からの参加)
申し込み方法:knsbookclub@gmail.com またはXの @kyonittaにDMをお送りください。書評執筆希望の方はお早めにお願いします。お申し込みいただいた方には、詳細をメールでお知らせいたします。
「書評」を書く方は800〜1600字。「訳者解説」のつもりで書いた方は1600〜3200字。自分がどちらにしたか明記してください。また、「書評」を選択した人はどういう媒体に載せるつもりで書いたか、最後に(想定媒体=○○××)と付記してください。字数は厳守です(タイトルは数えない)。20字詰めで、800字の場合は40行を、1600字の場合は80行をイメージして書いてください。
流れ:作品を読んで書評提出 → 採点 → 講評 → 合評 → 懇親会
提出方法:ワードファイルで作成(縦横のレイアウト、フォントやサイズはお好きなように)。無記名でお願いします。
提出日:1月14日(水)(海外在住者はご自分のタイムゾーンで)。knsbookclub@gmail.com宛に送ってください。
提出作品をこちらでまとめます。1月21日(水)までに書評の採点をお願いします。申し込みをしていただいたときに、この「採点」の説明をします。
また、いったんお支払いいただいた受講料は、いかなる理由でもお戻しできません。講座は録画しますので、その録画をご覧いただくことになります。
今週の書評
江戸智美さんの書評です。
マリオ・バルガス=リョサ『激動の時代』(久野量一訳、作品社)の書評が
『図書新聞』No.3708・ 2025年10月25日号に掲載されました。書評はこちらでお読みいただけます。
https://note.com/yasushi_kaneko/n/nf19f218d69d7?sub_rt=share_pw
書評掲載のおしらせをnoteに書いていますので、こちらもよろしくお願いします。
https://note.com/miredo_isla/n/n86927ce1960f?sub_rt=share_pw
上原尚子さんの書評です。
『図書新聞』3713号にマーガレット・アトウッド著『ダンシング・ガールズ』(岸本佐知子訳、白水社)の書評が掲載されました。
書評は以下のリンクからお読みいただけます。
引き続き、トロントの生活情報誌「Torja(トルジャ)」でも「翻訳の窓から — 書評で読む世界」というコラムで、Bookpottersが書評を書いています。紙版が先行するので、2カ月ほどずれて下記リンクからもお読みいただけます。
次の読書会
2月6日(金)の読書会の課題書は、マリアーナ・エンリケス『秘儀』(宮崎真紀訳、新潮社)です。
3月27日(金)には、ジョゼ・サラマーゴ『修道院覚書』で読書会します。木下眞穂さんに来ていただく予定です。すご〜く楽しみ!
読書会に関心のある方はknsbookclub@gmail.com宛にメールでご連絡ください。書評講座からご参加いただくとより楽しめると思います。

